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Compressible Fluid Dynamics

圧縮性流体関連の研究を紹介しています

流れ場の新しい可視化技術(Background Oriented Schlieren: BOS)の研究

 BOS (Background Oriented Schlieren) 法は,流れ場に擾乱が発生するときに流体の屈折率が変化する現象を利用して,流れ場の密度変化を光学的に可視化する測定方法の一つです。図1に示すように,BOS法では測定対象となる流れ場の後ろに任意のパターンを持つ画像(背景画像)を配置し,撮像系(デジタルカメラ)によって流れ場の撮影を行います。流れ場の密度勾配によって生じた背景画像 […]

斜め衝撃波の反射現象に関する研究

平面衝撃波が伝播方向に垂直な壁に衝突すると,反射して伝播方向を反転させます。この壁(反射面)が衝撃波の伝播方向に対して傾きを持つ場合にも反射が起こりますが,伝播方向に垂直な壁に衝突する場合とは異なる,特徴的な反射現象が現れます。衝撃波が反射面に対して斜めに入射するときに発生する反射現象を「斜め衝撃波の反射」といいます。 当研究室では斜め衝撃波の反射現象に興味を持ち,実験的・数値解析的な研究を行って […]

半球殻周りの超音速流れ場に関する研究

研究背景と目的 宇宙機の惑星大気圏突入時の減速時に有効な手段の 一つとして,パラシュートによる空力的減速が挙げられます。パラシュートは軽量で収納性が高く,容易に大きな抗力を得られる等の利点を持つことから,多くの惑星大気圏突入ミッションで採用されてきました。大気圏突入時,超音速状態で展開されたパラシュートは,条件によってキャノピーの形状が周期的に大きく崩れるなどして空力特性が不安定になることが知られ […]

流体的推力方向制御(Fluidic Thrust Vectoring : FTV)に関する研究

推力方向制御(Thrust Vectoring : TV)とは 航空機の姿勢制御は通常,エルロン・ラダー・エレベータ等の各種舵面を操作して機体周囲の気流・圧力に変化を与えることによって行われますが,推力ジェットの向きを変える(偏向する)ことによって機体の姿勢を制御する技術が推力方向制御(Thrust Vectoring : TV)です。 MTV と FTV 推力方向制御を実現するための機構は,大き […]

ソニックブーム関連研究

高空を超音速で飛行する航空機は,周囲の空気を圧縮し衝撃波を生じさせます。その衝撃波が大気中を伝播して地上へ到達するとき,爆音(ソニックブーム)となって観測されます。ソニックブームは人が聞いて大変不快なだけではなく,時には建物の窓ガラスが破損するなどの被害も引き起こすことから,超音速機の利用が制限される一つの要因となっています。 現在,ソニックブームの発生を抑制する超音速機の開発が盛んに進められてい […]